「路上観察の現在地を探る」トークイベント

毎回様々な路上観察者をお呼びして、それぞれがどのように都市や路上を捉えているのか伺い、路上観察の再定義を試みる。それがトークイベント『都市のラス・メニーナス』です。

考現学や路上観察学会、VOWなどを経て、現在「都市を様々な角度から見て、研究して、楽しんで、時にはソーシャルメディアや各種イベントで成果を発表する」方々がかなりの数いらっしゃいます。そういった方々とお話ししてみると、例え観察対象は違えど同じような感覚を共有できることもあれば、全く異なる観点から対象に迫っているんだな、と感じることもあります。

では、我々は何を見て面白いと感じているんだろう?いや、面白いからやっているんじゃない、という人もいるかもしれない。それぞれが同じ町を全く異なる視点で捉えているとしたら、それを「路上観察」という言葉で括れるんだろうか?そもそも「路上観察」って、いやいやそれどころか我々が舞台とする都市や路上って、一体何なんだろう?

路上に飛び交う多様な視点。路上を見続けるうちに路上から見返されているような不思議な感覚。ベラスケスの絵画『ラス・メニーナス』を読み解くような気持ちで、ゲストのお話を伺います。

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